詩篇2:1-12

私は【主】の定めについて語ろう。主は私に言われた。『あなたはわたしの子。わたしが今日あなたを生んだ。(7)』

人々はよく、神から逃れれば自由になれると考える。社会が便利になり、発展するほど、人々は自由を渇望する。何物にも縛られず、自分が世の主人になろうとする。だが、彼らが持つどんな力も神から来るのであり、神はそれを彼らから取り上げることもできるため、神は笑うのである。「あなたはわたしの子」は、神の召しを受けて神の子となるという意味である。神はそうして自分が選んだ王に、国々と全世界をゆずりとして与えると約束される。神の子であるイスラエルの王は、神の相続人となって世界の統治権を与えられる。これは、イエス・キリストを通して成就するメシアを予見している。もし、あなたが、神に対する信頼と、国に対する信頼のどちらかを選ばなければならないとしたら、神を選ぶべきである。

天地のすべてのものが、イエスの御名に膝をかがめる(ピリ2:10)。

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