詩篇7:1-17

どうか悪しき者の悪が後を絶ちあなたが正しい者を堅く立てられますように。正しい神は心の深みまで調べられます。私の盾は神にあり神は心の直ぐな人を救われます(9-10)。誣告罪は、実際にはない罪を告発する行為であり、被告人に深刻な被害を与える。中傷に対する適切な反応は祈りであって、復讐ではない。神は、「心の深みまで」を見られる。<心>とは、知性の座であり、<心の深み>とは、感情の座である。神は人の性格と行動を調べられる。神からは何も隠されていない。私たちは神を感動させなくてもよいし、虚栄を張る必要もない。詩人は偽りを言う者の訴えに我慢できなかったが、神を仰ぎ見て祈り、神の救いを得て神を賛美する。悪しき者は他人を落そうと計画して穴を掘っている最中に自分が頭からそこに落ち込んでしまう。神は悪者の悪を根こそぎにして、正しい者を立ててくださる。誠に神に従うとき、神は私たちの努力に報いてくださるのだ。

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