詩篇3:1-8

救いは【主】にあります。あなたの民にあなたの祝福がありますように(8)。

「救い」は神の究極的な勝利を指す。それがすべての民の祝福となる。何もかも思いどおりにいかず、神に捨てられたように感じ、朝が来ることさえ恐れながら夜を過ごすことがある。朝目覚めて一日を始めるのにも恐れる。人生の暗闇を歩むとき、そんな時を、どうやって耐え、乗り越えられるだろうか。世の状況を見て、うなだれてしまいそうになるときも、神を仰ぎ見てより頼むなら、顔を上げることができる。

この世が自分に終わりだと言っても、主にある者には希望がある。「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました」(ヨハ16:33)。まことの救いは神にある。神を仰ぎ見、神に祈ろう。神が戦って勝利し、平安へと導いてくださるからである。

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