聖書の窓 No.3 神は「われわれのかたちに、人を造ろう」と仰せられた。

旧約聖書 創世記1章26節

聖書の窓のNo1で神がこの世界を造ったとお話ししました。天と地、海や植物,魚、鳥、動物を造り、最後に人間を造ったと書かれています。そして面白い事に人間についてだけは何故造ったのか、その理由も書かれているのです。
それは神の代理としてこの世界を管理する為です。神がこの世界を造った時、世界は生き物が生きるためによく整えられ、良いバランスで循環された自然環境だった。神は「私に代わってこれを良く維持管理しなさいよ。」と人に託したと言う訳です。

私達が何の為に生まれてきて、この世界で何をすれば良いのかという深遠で重要な問題に聖書は「海も空も植物も動物もこの世界全てのものが良いものであり続ける様に管理するのが、あなたの人生の大切な目的です」と言うのです。

この人生の目的を明確にすることは重要です、なぜなら目的が明確になれば、何をしなければ成らないかが,良く分かるからです。
私達は空をCO2や汚染物質で汚しています、海も同様です、そこに住む生き物の幸せを奪っています。陸も同様に密林を焼き払い砂漠化した土地が広がっています。豊かになろうとして虫や魚や鳥や動物達を犠牲にして環境を壊し、実は自分達の将来をも破滅へと進ましているのです。ですからこの進行を止め、美しい環境を取り戻す事が何にもまして優先すべきです。また環境だけではありません。今、戦争が起きていますね。自分の思いを成し遂げる為に他の人の建物も人の命も心も傷つけることは、世界を美しき管理することに逆行しています。


ですから私達は戦争をやめることに優先的に取り組まなければなりません。スエーデンの少女が声を上げたので皆が地球温暖化に声を上げ始めました。世界の中に大きな波が起こりました。ですから私達がすべき本当の目的に一人一人が向かえば、たとえ不可能と思えることに対しても、大きな力を生むものです。
まずは聖書から人生の本当の目的を知って、何をすべきかを見出して下さい。

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